とうとう古民家を手に入れた。奇跡の分割払いだけれど… そのものを理解する最善手は分解することだと言われているが、ここもそうだった。手始めに、天井の解体をしてみた。ものすごい量の埃が降りかかってきて、一瞬で真っ黒になってしまった。天井の目的は意匠でなくて粗隠しの蓋だと実感した瞬間だった。半分やけくそ. . .
建築の話よりも車や料理や犬の話ばっかりになっているようですがすみません。建築は書き出すと止まらないぐらいの内容となってしまい、どうも短文にまとめる才能が無いようですので今回も関係ない話を。笑 ある程度、歳を重ねると自分が生きてきた過去を少し回帰するようになると先輩達が言っていましたが、多分に漏れず僕. . .
何の準備かと言うと、ずばり料理。今週末の土曜日に富山県射水市の「海老江の家」の完成見学会&ランチパーティに出すレシピを考える準備なんだけど、多分ギリギリまでいらっしゃるお客様の数が把握することが出来なさそうなのでシェフとしては、困る展開で少しだけ頭を悩ましているんだけどね。笑 だから来たい人は遠慮せ. . .
出張が立て込んでいると、なかなか家でゆっくり過ごすことも出来ぬまま、戻ればまた次の行き先に向けて身支度をする…そんなまるでジプシーの様な生活になることも屢々あり、その時によく思うのが「移動できる家が欲しい」という事です。 僕の場合は前もって出張が決まっているというよりは、時間の空いた瞬間を見つけて出. . .
どうも佐々木です。現在、3件の現場監理とこれから始まる2件の基本設計や、上棟を迎えるにあたり最終実施図の調整作業など慌ただしく飛びまくる一方でそれとは対照的にデスクに縛られる日々を過ごしております。 皆さんは珈琲が好きですか?それとも紅茶ですか?僕はほろ苦く濃いめのイタリアンローストの豆を挽いて煎れ. . .
この写真は前回の4月に行なった、陶芸ワークショップの様子です。瀬戸市の陶芸作家さんを講師にお招きし、練り込み技法で蕎麦猪口を作りました。 ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、icaaでは年に数回ワークショップを開催しています。もちろん毎回内容は異なるのですが、季節だったり、インテリアや器、リメイ. . .
こんにちは佐々木です。人生楽しんでいますか? なんて唐突な質問をしてしましたが、僕は苦労も半端なくある代わりに、楽しいことも沢山あり人生を楽しんでいるのかなと思ったりしています。笑 これから話す内容で人生と表現すると、多少大袈裟に感じてしまうので、暮らしと表現しましょうか。 僕が日々の暮らしの中で楽. . .
昨日、既に某メーカーで家を建てた方から、「村上さんともっと早く出会ってれば。。」と言われた。だからこんなタイトルで書いてみよう。 「家づくりのパートナーとして建築家を選ぶこと」 よし!家建てよう!と思うきっかけは人それぞれ。子供が生まれたとか、今の住まいが手狭になってきたとか。この日本では、最初のス. . .
マジマジとグランドピアノを見る機会がありました。先日引き渡しを終えた(まだ完成写真の撮影は終えていないけれど)、H様の防音室に設置されたからです。ご夫婦ともにピアノ演奏をされており、発表会や、レストランなどでも演奏されているという、深く音楽を愛されている方で、いくつもの試奏の上選んだ一品でした。 . . .
本日は名古屋市内のN様邸「鳴丘の家」のお引渡しでした。 私はちょうど一年ほど前から実施設計と現場監理を担当させていただき、いよいよこの日を迎えることができました。 基本設計時にはまだ私が入社していなかったこともあり、担当になった当初はN様のご趣味やライフスタイルを十分把握できていなかった部分があ. . .
思い切ってストレート伊勢の古民家の購入について妻に相談してみた。 結果的に言うと、感触は悪くはなかった。生活拠点のほかにもう一つ偏ったくらいの場所を所有する面白さを、できるだけ淡々と説明をしたつもりだけど、きっと「この人はもうすでに心が決まっている…反対しようがない…」という気持ちだったに違いないと. . .
まるで宝物を見つけて持ってきた少年のような表情のフェデリコは、まだ料理が片付けられていないテーブルの端にそっと資料らしきものを置いた。僕と優作は不思議そうな顔で資料とフェデリコを見比べながら、今か今かと始まるフェデリコの説明を息を飲んで待った。まるで、エサを前にお座りをする犬のような表情で。 興奮し. . .
なんか格好いいタイトルを付けてしまったが、これからの話に適したキャッチを考えた結果そうなってしまったので勘弁してね。ご存知の方も沢山居ると思うが、富山にて設計監理の仕事を依頼して頂くようになってかれこれ3年になるだろうか。北陸スタジオを開設して2年と1カ月となるが、本当に有難いことだと富山の皆様には. . .
みんなガレットって知っているよね。フランス北西あたり、つまりブルターニュ辺りの郷土料理のガレットは、蕎麦粉・水・塩などを混ぜて寝かせた生地を、熱々の平鉄板に注ぎ、薄い円形に伸ばしたそれに、生ハムなどの肉類、魚介類、おろしたグリュイエールやゴーダチーズ、鶏卵、サラダなどで飾って正方形に折りたたんで完成. . .